四日市の宴会は和食割烹居酒屋かっぽう若紀久喜旬へ
かっぽう若紀久喜旬

2016年03月07日

旬の味旬の喜び若紀久喜旬かわら版 第40号【喜旬は、10周年。若紀久は創業60周年。】

今年は、若紀久も還暦を迎えます。初代が鳥紀久としてスタート
して60年、
若紀久として45年。現在の大将が鳥料理店から
割烹料理店になるときに、店の名前を変えました。

当時今の大将が若と呼ばれていたので、「若」と付けました
そして新店舗に移り若紀久・喜旬として10年目を迎えました。

新店舗に移ってから、毎年周年記念として料理をご提供してまい
りましたが、今年は節目とあっていつもより力が入っています。

5月には伊勢志摩サミットがあり、志摩に関係するものと
考えたら、アワビでした。

早速、志摩のアワビの仕入を確認しましたら、現時点でも
かなり値が張りさらに周年行事が行われる頃には、もっと
値上がりするとのことでした。

そんなこともあり、志摩産にこだわることは断念しました。
伊勢志摩サミットに乗っかることはこの時点で諦めました。

それでもアワビという食材でいこうと決めていましたので、
今年は『あわび三昧』をテーマにします。
あわびを食材として、3品検討中です。

 一品目は、若紀久名物『あわびのカステラ焼き』です。
昨年の人気投票では、どういう訳か、思うほど票が伸び
ませんでした。まだまだ周知されていないことを痛感しました。
食材がアワビですので、通常メニューに入っていないこともあると
思います。まだ召し上がられていない方は、この機会に。

あわびのカステラ焼き

  <<通常メニューはこちら>>

 そして二品目は、あわびの水貝です。
これは器を海に見立てて、そこにアワビを沈めて見た目も味も
楽しむものです。
アワビを塩揉みして氷を入れた塩水に浸けただけのものですが、
これがアワビ本来の味がして絶品です。

ここまでは、すんなり決まったのですが、三品目が、大問題です。
大船煮にしようというアイデアはあります。大船煮をご存じない方に、
とあるブログに次のように書かれていました。

「アワビやトコブシを大豆と一緒に煮込んだもので、煮込むと硬くなって
 しまう魚貝類を大豆と組み合わせて軟らかく煮るという理にかなった
 調理法。
 今ではそんな贅沢な材料は簡単には使えないのは当然だけれど、そんな
 ことにはお構いなしに鯖と大豆を組み合わせて「大船煮」と言い切った
 人もなかなかの太っ腹!」

若紀久は、鯖ではありません。本物のアワビで大船煮を出そうとしています。
こういう贅沢な料理ですから、最近はほとんど見掛けません。実は大将も、
『何十年とやっていないなぁ』といつもと違って弱気な発言です。
食材も高いので、あまり練習もできません。

万が一ご提供できない場合もありますが、今年10年目の周年料理は、
  @ふわふわもちもちカステラ焼き
  Aさっぱりさわやか水貝
  Bもっちりやわらか大船煮

あわび三昧で行きます。

正式に決まりましたら、改めてお知らせします。ご予約はお早目に。

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posted by 若紀久 at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | かわら版
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